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高架線の工事について 地震や美観の点から街で普通ブロックによる工事を見かけなくなりました。日曜大工でブロックを積むのには慣れているので橋脚も15cm重量ブロックとしました。 一方,コンクリート工事はホームセンターのパンフレット程度の知識しかなく,コンクリートを手で捏ねて造るという100%素人工法ではかなり問題があるのではないかと思います。 空中を跨ぐコンクリート構造物を作ったのもこの高架線(1)がはじめてです。 |
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(1)橋台(基礎工事) 橋台は土留めも兼ねているので,橋脚よりも頑丈な作りになっています。形は地形に合わせて,L字型をしています。
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(2)橋台(ブロック工事) 15cm重量ブロック4段積みです。 土圧に耐えるように,1段おきに横筋を通しています。
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(3)橋脚工事開始 工事は1番奥の橋脚から作ると中間脚の位置が決め易いので,奥からはじめます。 15cm重量ブロックを2個横に並べて巾が79cm,4段積の橋脚を作ります。 |
(4)橋脚工事 ブロックは1日 に2段以内しか積めないので,奥の橋脚が出来上がる前に,手前の橋脚の基礎工事も始めています。 |
(5)橋脚完成 橋台1箇所と橋脚3本が完成しました。 更に奥は異なる構造の高架線になり,駅に入ります。 |
(6)型枠工事 橋床の型枠です。 型枠が橋脚を挟んで組み立てられ,全体が一体(ラーメーン構造)の高架橋となります。 |
(7)鉄筋工事 型枠の中に骨組みとなる鉄筋が入りました。 底部のコンクリートを打ってから,金網状の鉄筋をこの上に載せ,コンクリートを打って仕上げます。 |
(8)工事終了 完成した高架橋です。 この高架橋は予想される荷重の何倍もある自重なので,「上に何が乗っても平気」と言っている面構えです。 |
高架線men
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