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高架橋(3)の工事について
橋脚を同一円周上に一定間隔で並べたかったのですが,高低差がある上に,円の中心からの距離を直接測れない橋脚もあって,円周の半径は5cm程度の誤差 が出てしまいました。
写真(2)の一番手前に写っている第2橋脚の更に手前に第1橋脚があり,この第1,第2橋脚は冬の凍結で傾いたことがあります。この2つの橋脚の基礎周りに,コンクリートを 追加して打ち傾きを修正しています。地面の凍結は重量物も簡単に持ち上げますので基礎を深くする必要があります。
 
(1)橋脚工事

橋脚の高さ
ブロック6段〜11段積です.
(ブロック1段は高さ20cm)

橋床の重量に耐えるように,既設の大橋脚の間に小橋脚を増設し径間を1/2にすることにしました.
(2)橋脚完成

橋脚の径間
誤差がありますが中心線で約95cmです.
橋脚の横幅
大橋脚は120cm,小橋脚は80cmです.

半径9.1m,水平な円軌道をこの橋脚が支えます.
(3)型枠工事    

底板の上に台形の型枠を5個2列並べて側板でこれらを挟んでいます. 側板が適度な硬さなのでセパレータで締めると,橋床はなめらかな弧を描きます.
(4)型枠完成

橋脚ブロックの頭が型枠の間に見えます.橋脚と橋床の間は鉄筋で繋がず跨るだけです.

(5)鉄筋工事

9mmと13mmの鉄筋,セパレータを針金で組みます.
知識が無いので構造計算など無く,強度は適当です.

(6)コンクリート工事
セメント,砂,砂利の袋を合計28袋,1日中錬り続けて打ち終わりました.
落葉松の雨が降る中で雨除けも大変でした.
(7)養生中

型枠を取り外すと工事完了ですが,
しばらくは紅葉の下で養生します.
(8)完成-1

下から見上げました.装飾のアーチの型枠には手間がかかりました.

(9)完成-2
上から見下ろしました.これで鉄道建設も一歩前進です.

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