模型鉄道の全車輛を連結する
89mmゲージ車輌と127mmゲージ車輌の連結
そばな高原鉄道は89mm(3インチ半)ゲージと127mm(5インチ
)ゲージの車輌が走れる様に3線式の併用軌道で敷設しました。
単純に2つのゲージに対応する併用軌道というだけではなく,少し変わった使い方が可能になるようになっています。
それは2つのゲージを独立したものとは考えず,ゲージの異なる車輌でも自由に連結できるようにして89mmと127mmの混成列車が走行できるようにします。(関連ページ:ゲージの壁を越えて走る)
走行の安全性から乗用車輌は5インチゲージにした方がよいと思います。3インチ半ゲージの乗用車は製作せず,3インチ半ゲージの機関車は5インチゲージの客車を牽引することになります。
規格が統一されていない自作車輌の連結
5インチゲージの車輌はすべて自作です。車輪は入手できた円板の直径に合わせてサイズを決め,台車は自作可能な構造に限定されてしまうので実車には無い特殊な形にな
ります。現在は様々な形の台車を試作している段階で同じ形の台車が付いている車輌はありません。
足周りが違うと1両,1両がまったく違うことになり床板の高さが一定していません。5インチゲージの車輌同士でさえ連結器の高さが様々で連結する方法を考える必要がありま
した。
どのような車輌にも共通に取り付けられて使い易い連結器はどんな形がよいのか検討の余地がありますが,とりあえず角パイプを材料にして簡単に自作できる形のものを使用
しています。