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駅舎小屋/下見板張り |
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(1) 外壁の材料
建物のイメージは壁材の種類によって大きく変わります。
ただ,杉板張りにすると強風時には雨水の侵入を他の構造よりも受けやすいことが心配です。物置小屋程度のものでも雨水対策を念入りにする必要があり,下見板の内側に防水シートを貼り,下見板と土台の間に「土台水切り」を取り付けることにしました。 |
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● 杉板 |
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● 土台水切り |
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防水シート |
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(2) 下見板張り
杉板は昔の洋風駅舎に多くみられる鎧張り(南京下見,イギリス下見
とも言う)にします。
杉板の末端や節の所は下穴を開けないと板が割れます。合板等とは異なり無垢の杉板は仕上がりがずっと綺麗に見えます。木目や節のバランスにも注意しながら,その場所に適した板を選んで加工し取り付けていきます。 |
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(3) 板張りのコーナー処理と妻壁
鎧張りした下見板は階段状になるのでコーナー部分の突き合わせの処理が問題になります。
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杉板の厚さは13mmあり,コーナー部分をただ縦桟で覆っただけでは横降りの雨は吹き込む恐れがあります。 |
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● (写真左)コーナーと窓枠に縦桟を取り付け,下見板を押さえました。
窓の縁取りにする枠はある程度幅広の板で押さえると力強く綺麗に見えるようです。 |
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