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6 床下小物類 |
実物の機関車には多くの機器が取り付けられています。大型鉄道模型では細かい部分も 手作りできのが魅力です。 |
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● 取り付け部品 床下には端から順に 1 排障器,2 砂箱,3 ブレーキ関連部品,4 軸箱の蓋,5 エアータンク,6 運転室梯子 を取り付けました。(詳細は下欄に↓) |
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1 排障器 厚さ2mmの頑丈な鉄板製です。1/12のスケールではこの排障器で跳ね飛ばす障害物は風でも飛ばされるような小さな物ですが,実感的な機関車には必要です。 2 砂箱 将棋の駒形の箱は真鍮板を半田付けして作りました。前後の片側各1個は裏面に外部(コントロールボックス)への接続端子が隠されています。 |
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砂箱裏面 コントロールボックスへのコードは9本なので9Pのコネクターが必要です。ところが秋葉原で探しまわっても円筒形タイプでは8Pのコネクターが最多のピン数でした。 そこで,コネクターの金属ケースを9P目に利用することにしました。 方法は厚さ5mmのアクリル板を砂箱の内側に取り付け,このアクリル板にコネクターの金属部を付けて絶縁すれば9P目として使えます。 取り付けの平ネジ3本はアクリル板内に収まっていますから 更に上から真鍮板を取り付けても絶縁されています。(右写真) |
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3 ブレーキ関連部品 製作の説明では実際に機能する様にもできるとありましたが, 車外からの操作方法を思いつかず, 単純なダミーになっています。 もちろん,慣性の大きなトレーラーの制動を軽量の2軸機関車のブレーキに頼るのは無理で,機能面の意味はほとんどありません。 ブレーキはネジ類を除いても50個前後の部品で構成されています。 図面だけを参考にして作るので,よく理解してから加工に入らないと間違ってしまいます。 4 軸箱の蓋 この蓋を上に開くと車軸のベアリング部に給油をすることが出来ます。蓋のリベットは真鍮球の半田付けです。(上写真,左写真) 5 エアータンク 床下の重量を増す目的も兼ねてタンクは鉄の塊です。両端が旋盤加工された鉄棒で,ネジを切ってバンドの位置の裏側に付いている支持台に取り付けています。(右写真) |
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6 運転室梯子 機関士が線路から運転室に乗り込むのは大変だということが分かります。 車輌限界から梯子の下方が内側に傾くのは当然ともいえますが,雲梯(うんてい)にぶら下がる感覚でよじ登るものだとは思いませんでした。 私が乗り込むならば機関車・前端梁のステップ(前頁の機関車前部の写真)を3段上がり,手摺り伝いに運転室に入る方が楽かな・・・などと考えてしまいます。 細かいところまで作ると,鉄道模型としての迫力だけでなく,現実感も強くなって想像の範囲まで広がるので楽しくなります。 |
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余談 大型鉄道模型では参考資料や設計図がほとんど無く試行錯誤を繰り返しながら製作するしかありません。その点,キットは材料手配の労力がなく,図面も添えられているので私の様な入門者には最適です。完全自作して製作費を抑えたいのですが製作法の解説など参考になる事も多く,価格以上に得るものがあったというのが製作後の感想です。 | |
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