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   DD20形 補助機関車 

車体製作

車体中央に人が乗ります。荷重に耐える構造の車体にします。

車体の木製/枠組

DD20形機関車の特徴は運転手が車体に直接乗って単機回送(鉄道用語)を可能にしている点です。
機関車は前後対称なので運転者は進行方向に向かって座ることができ,バック運転をする必要が無くなります。もちろん,ターンテーブルやデルタ線(鉄道用語)も必要としません。

一方,車体に乗るためには乗用台車として使用条件も加わり,強度を増すために頑丈な「木の箱」を車台の上に載せます。

この機関車の原形は大井川鉄道/井川線のDD20形ディーゼル機関車ですが,そばな高原鉄道のトンネルを安全に通過するために車体の中央部を低くした凹型の車体にします。

〈注〉
「車輛限界」は乗車する人も含めて決めます。高さはトンネル通過時の制約から
運転席のレール面からの高さ+運転者の座高 <110 〔cm〕 としています。

原型のDD20形機関車らしく作るためには金属製の車体にしなければなりません。人が乗る強度にするには厚い鉄板にする必要があります。ところが厚い鉄板では細部の加工が大変になり,機関車の総重量も大きくなり過ぎます。

そこで”鞍型の木枠”を芯にして,人はこの木枠に座り,木枠の表面に薄い金属板を”張る”構造で窓やドア,小物部品を取付けることにしました。
人が座る部分を木材にすると頑丈で座り心地も好くなる点と,車体の材料が薄い金属板を木枠に張り付けるので細部まで作り易くなると思います。

(下図)
機関車の外装と「芯になる木枠」の概略

 2013.12.7 **************************************************************

木製/枠組の製作

車体は厚さ12mmの合板をカットして枠組みを作り,厚さ16mmのラワン板を車体中央に載せて座板とします。

上図中に彩色してAからFの記号を付けた部材を作り組立ます。
A車体側板    B座板   C背板
D外装取付板  E仕切板  F車体妻板

(右図,下図)機関車の 中央にバッテリーを置き,座板はその蓋を兼ねています。座板を外せばバッテリーの交換が容易にできます。木枠は人が座る椅子のような形になっています。

 

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