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レール曲げ器の製作

曲線軌道の半径に合わせて正確に曲げ加工する専門的な方法を知りません。とにかく,自己流で合板を張り合わせて道具を試作してみました。
レールの形状から考えて,道具を使わずにレールを曲げるとねじれ が生じると思われるので,考えた方法は,レールの断面を写つしとったA,B,2組の凹凸板で挟んで曲げる方法です。
曲げる半径によって何組も作るつもりでしたが,試作の1組だけで間に合いました。曲がりを強くするには繰り返し挟むと強く曲げられます。

レールの一部だけを任意の曲率で曲げることが出来るので,緩和曲線部分や分岐器などでも精度のよい曲げ加工が出来ると思います。

曲げる際のねじれは,3mレールの両端でごく僅か(〜10度位)ありますが枕木に取り付けると修正され問題は生じません。

ねじれを完全に取り除くにはレールを凹凸板A,Bで挟むときに適当な位置にセルロイドの帯板でも挟めばよいと考えています。 (試してはいませんが。)
(上写真の円弧状に切り出した合板8枚を,左右4枚ずつ貼り合わせて左図のようなABのブロックを作ります。)

製作メモ 板は端材を使用したので0円,ネジ類,接着材,塗装で製作費合計約400円,製作時間約8時間

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