そばな高原鉄道軌条の敷設線路距離標(その他) (表示中)

距離標(その他)

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距離標はレールの所番地(あるいは座標目盛り)のようなもので, 距離を示すことより,位置の特定が目的であるように思われます。いわば「表札」みたいなものらしく,実際には標準的な甲号,乙号, 丙号以外にも多種多様なものが使われているようです。

模型製作は現物を細部までよく観察することから始めるので,車窓から景色を眺めるだけでなく,停車中には線路標のチェック も欠かすことが出来ません。これも鉄道の旅の楽しさの一部になっています。

(1) 降雪地帯の距離標

冬,深雪となる地方では高い位置に表示板を取り付けた距離標が見られます。

右写真は奥羽本線の東能代駅1番線ホーム上に設置してある距離標で,通常の甲号距離標に針金で支柱を取り付けて高い位置にも表示板があります。
写真の文字「356」 は東北本線「福島」を起点とし,「東能代」までの距離を示しています。

距離標の製作

この標の高さは約3mで表示板
の大きさは測れませんでしたが,写真も参考に違和感の無い大きさで製作することにしました。(左図)

そばな高原鉄道の表記方法で,数字「35」は起点から35mの位置を示しています

文字の字体と大きさは他の距離標も参考にして,少し細目で小さくしてみました。

支柱は建材のアルミレールを使い地面に直接突き刺して立てる最も簡単な方法です。

製作過程
 
(A)
厚さ0.27mm,160×110mmのトタン板の周囲を折り曲げ器で曲げたところです。(写真左)

(B)文字を切り抜いたテープを貼り,黒色ラッカーを吹き付ける準備が出来ました。(写真中)

(C)アルミ支柱に3mmのネジで表示板を取り付けて完成しました。(写真右)

(2) 基準点/ 0kmポスト

                       準備中

 
 製作メモ  材料費 (降雪地の距離標)・・・・ トタン板(大きな板をカット)30円程度,建材のアルミレール(カットして) 320円分,塗料とネジ約50円 合計約400円

●製作時間 (1個あたり)
・・・・2時間 +(文字入れ) 2時間
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