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EB10形 電気機関車

  9  調整と写真

大型鉄道模型は乗って運転することがが出来ることが大き魅力です。それだけでなく,大型模型は微細な部分まで作ることが出来るので楽しみの領域が広がります。

組立後の調整と整備

組立て後にギャの噛み合わせ,タイミングベルトの張りや取付位置など駆動部分の最終調整をします。

次に,バッテリーで駆動試験をしますが模型と言えども人が乗った客車を牽引する力があるので,車台を宙に浮かせて車輪を無負荷で空転させる整備では 不十分です。

回転整備台(と名前を付けた 駆動輪を回せる台)に載せて実際の走行に近い状態で動輪に垂直加重を加えながら駆動して各部を整備・点検します。

組立て直後には整備台の上で大きな走行音を立てていた機関車も給油をし,細部の調整を繰り返すことで音も小さくなってきました。

写真  小学生の頃,万世橋の交通博物館で見た「車輪を高速回転させていた台」が眼に焼きついており,数十年経った後にこの台を思いつきました。整備と給油に使用します。

左側の写真は回転整備台に載せて始動→全速のテストや前進・後退をチェックをしています。 全速にすると脱輪しそうに見えますが,輪重が10kgに近いので簡単に浮き上がる重量ではなく,これでまったく心配がありません。

右側の写真は車台に車体を被せたときの状態です。光の当たり具合で左側の車台の方が大きく見え,車体が被せられない様に見えますが大きさの比率は変えておらず,これで大丈夫です。要注意なのはバッテリー端子の上に真鍮車体を被せるので絶縁カーバーを設けないとショート する危険があります。
 
完成したEB10形 2号機

 

 

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