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![]() ![]() ![]() そばな高原鉄道の建設をすすめている高原の自然を紹介します。 |
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原木の伐採![]() 時には木を切り倒して,地面に光を当てることも林の環境を維持していくためには必要になります。 木を伐採した場合,これらの木の有効な利用方法も考えなければなりません。本で調べてみると椎茸にはコナラやミズナラが適しているとあり,椎茸の原木栽培を試してみることにしました。 ![]() (写真左)右上の写真から1ヶ月後,写真のミズナラの斜めに延びた幹3本と,コナラをチェーンソーで伐りました。 言葉では簡単に「伐る」の一言ですが,これらの幹の長さ(10m位)と重量(300kg位)は馬鹿にできず,慎重に手順を踏んで倒していかないと大変なことになります。 写真に写っているのは根元に近い部分でホダ(榾)木には適さない太さです。これとは別に直径20cm以下の部分をホダ木にするために1mの長さに切り揃えました。(玉切り) |
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椎茸駒による植菌![]() 椎茸菌の種類は2種(各500コマずつ)で収量よりも品質という,自家栽培に適しているものにしました。 原木の樹種はミズナラとコナラ,椎茸菌は2種類なので4通りの組み合わせとなります。目印の針金を巻いて,それらに差異があるのか調べてみることにしました。 (写真上)ビン型プラスチック容器にコマが500個ずつ入っています。温度と湿度を適度に保った状態で椎茸菌は生きており,中のコマは白く覆われている部分が斑に広がっています。原木は直径が7〜20cmのミズナラとコナラです。 ![]() (写真下)雑菌がコマに付かないように割り箸で掴んで穴に詰め込み,プラスチックハンマーで叩き込みます。単純な作業ですが大小合わせてホダ木17本なので,原木の重さとコマの数には根気が必要でした。 原木を伐採してから1ヶ月,もう少し長く枯らした方が良いのかもしれませんが,購入した駒菌を早く植菌する必要と休日の都合から長い期間は待っていられません。 |
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椎茸菌の活着![]() 寒冷な山中に放置したのでは天候に左右され,乾燥と低温で活着し難いと考え,冬の間は「温暖地」に運んで面倒をみることにしました。 (写真左)植菌してから3ヶ月,春の状態です。椎茸駒のところや樹皮の随所が菌糸で白くなっています。仮伏せのときに積まれた位置や湿り具合で状態に差がありますが,ほとんどのコマから順調に椎茸菌が活着しているようです。 |
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初夏のホダ木 温度と水分 を維持して冬を越したホダ木が再び線路脇に戻りました。新芽の季節になっており椎茸菌は一層勢力範囲を広げました。 ![]() ![]() また,ミズナラとコナラでは菌糸の拡がり方に少し差がある感じです。 (写真右)植菌してから6ヶ月経ったときのミズナラとコナラで,断面の色や白い(菌糸)部分の形が異なります。面積はその時々で変化します。写真の黄色矢印にホダ木から「もやし」状の新芽が4本出ているのが写っています。 |
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椎茸の発生![]() 「栽培」と言える管理方法が分かりませんが,特定のホダ木のみに椎茸が発生することから,より育ちやすい管理の仕方があるようです, ホダ木を並べてほとんど同じ環境下と思っても,外部から見える(言い換えれば外の光を受ける)少し明るく風の通り抜けやすい位置にあったものに発生が多く見られます。 (写真左)高いところから 望遠レンズで見下ろしたホダ木です。光の当たる明るい側に片寄って出ています。 |
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原木伐採から始めて,椎茸栽培は数年間継続します。このページは2007年としてまとめてありますが,実際は原木の伐採(2003年),初夏のホダ木(2004年),収穫(2006-2007年
,2012年)の様子と写真です。椎茸の収穫を![]() |
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