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白と黒に塗り分けられた2枚の板を組み合わせたデザインは,線路諸標の中でも一際目立つ存在です。 |
(1) 勾配標の材料と形 勾配標を現物の2/8.4(スケールは1/8.4)に縮めて製作 してみました。ただ,市販の棒材をそのまま使用したので寸法は一部変更してあります。(右図) 腕木と支柱の接続は5mmのステンレスネジを使用しています。 |
(2) 勾配標の土台
勾配標の支柱は直接地面に立てず,実際に設置されているものを参考にコンクリート土台を作り,これに取り付けました。安定を良くし,腐食を防ぐのが目的です。 |
(3) 完成した勾配標
支柱と腕木は鉋がけも済んでいる桧棒を使ったので10組をまとめて作っても簡単に切り揃えができました。ただ,塗装にはかなりの時間がかかります。 腕木の文字はラッカーの吹き付けです。
(下写真:勾配標(12とL)の表と裏です。) |
製作メモ
●材料費
(10組分)・・・・
桧角材/支柱(長さ1820mm,27mm角,@735円)約1050円, 桧材/腕木(長さ1820mm,9X30mm,@373円を使用)約620円,ネジ類(ステンレス,5mmネジ・ナット・ワッシャー)計360円 鉄角パイプ(長さ2700mm,25mm角,@980円を使用)約620円,セメント/砂/砂利 約500円,塗料 約900円 合計約4050円 (1組当たり約405円) ●製作時間 (10組分)・・・・35時間 +(文字入れ)10時間 |
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