そばな高原鉄道軌条の敷設分岐器(表示中)急行 home 行き↓

〕 振り分け分岐器(標準形・尖端トングレール式

そばな高原鉄道はデュアルゲージなので分岐器も通常のものとは異なります。実際にこの形の分岐器が使われているのは箱根登山鉄道などのごく限られた区間(小田原=箱根湯本/間)のみで,箱根登山鉄道の分岐器を参考にして製作しま した。

(左写真) 箱根登山鉄道/入生田駅で撮影したデュアルゲージの片開き分岐器です。ただし,製作する形に合わせて,右方分岐の写真を反転して左方分岐のように表示しています。
(右写真) 製作した振分け分岐器

設計 3線式・振分分岐器の設計
製作1 トングレールとノーズレール
製作2 各部レールと枕木
組立 軌きょうの組立

転轍機構 トングレール連動機構
転轍操作 手動転轍の構造
写真 全体と主要部の完成写真
電動転轍 手動転轍を電動転轍に

2〕 片開き分岐器(そばな高原鉄道A形・鈍端トングレール式)

軌きょうを敷設するだけならば1mあたり1時間程度なので,時間単位の作業時間で済みます。
軌きょうを自作する時間も含めると敷設のペースは1日1m程度になり,日数単位の時間を要します。これが分岐器を設計から始めて製作するとなると数ヶ月を要し,単位の製作時間となります。

このように分岐器の製作にはそれなりの時間を要しますから,より簡単に作る方法がないか考えてみました。特殊な材料や工具を使わず身近にあるもので作ることも条件にしています。
特徴は鈍端トングレールを採用することで複雑になりやすい3線分岐器を簡略化しました。そばな高原鉄道オリジナルの分岐器なので,名前は高原鉄道A形分岐器としました。

基本設計 3線・鈍端トングレール式
枕木
特別な構造の枕木
レール レールとクロッシングの加工
組立 鈍端トングレールの軌きょう組立

電気転轍機 小型モーターによる転轍
転轍制御 設計と製作
進路予告機 設計と製作

 

  軌条の敷設/支線 ・路線図